コラム

音感が自信がないダンス人必見!!【No Music No Dance】 初心者で悩むリズム感についてまずは勉強してみよう。

社交ダンスをやっている、また始めたいと考えているみなさま、こんにちは。

 

いきなりですが、音感に自信ありますか、、、?

 

音感は幼少期の教育がとても大切であることは、よく知られていますよね。

 

絶対音感については、子どものころに音楽教育をしなければ、なかなか身につかないものと言われています。

 

ところで、社交ダンスを上達する上で、音感がないとダメと考えている方もいらしゃると思うのですが、、、

 

これって、正しく言えばこれは間違いです。

 

自信を持って音楽にのってダンスすることができるようになるには、まず、音楽の科学について正しく学ぶことが大切です。

 

みなさま絶対音感は具体的にどういうものか御存じでしょうか。

ある音(純音および楽音)を単独に聞いたときに、その音の高さ(音高)を記憶に基づいて絶対的に認識する能力である。
: wikipedia

音がドレミで何の音かが言える力ということでそれほど間違ってないのではと思います。

これと似た単語で相対音感があります。

基準となる音(純音および楽音)との相対的な音程によって音の高さを識別する能力である。
: wikipedia

なっている音が高くなるか低くなるかがわかる程度の力です。

音楽を勉強していない方でも、この相対音感があればカラオケでうまく歌える人になれると思います。

少し遠回りになりますが、絶対音感があれば音楽は上手になるかといえば、同じくらい重要なものがリズム感があります。

わかりやすく例をだすと、パーカッション、ドラム、太鼓がうまく叩けるかという力です。

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さて問題ですが、絶対音感とリズム感で社交ダンスによい大切な力はどちらでしょうか。

 

うん、まずはリズム感ですね。ここまでは、特に難しい話ではないと思います。

 

さて、音楽というものについて、もう少し話を掘り下げてみましょう。

音楽を構成する3要素について

 

社交ダンスに使われる音楽や普段聞かれている音楽など西洋音楽の影響を受けたものは、特徴つける要素として「メロディ」、「ハーモニー」、「リズム」があります。

「メロディ」

ピッチ(音の高さ)の上昇、下降により構成される音楽の流れ。横の要素(時間軸と並行)

「ハーモニー」

ある音に別のピッチの音を重ねることで作られる音色。縦の要素(同時に表現される)

「リズム」

繰り返しにより生み出される時間パターンのまとまり。各音の強弱、短長により表現される。

この3要素の構成によって、音楽は感情であったり、情景であったりの様々な表現を生み出し、豊かで起伏溢れるものになります。

プレゼンテーション3

 

ところで、この中で絶対音感や相対音感が必要な要素は、「メロディ」と「ハーモニー」になるのですが、「リズム」については、少しまた別の感性によって感知しているんですね。

 

ちなみにこれらすべての要素について、認識できる感覚のことを音感というのですが、一括りに音楽的センスがないから難しいと考えず、要素を分けて考えることが大切だと思います。

 

さて、ダンスに大切なリズム感についてもう少し掘り下げてみましょう。

(1)まず、音楽のスピードです。速い音楽(チャチャ、サンバ、ロックetc)と遅い音楽(ルンバ、ワルツ、バラードetc)がありますね。このような音の組合せでできる音列の速さを「テンポ」と言います。「テンポ」が速いと明るく、活発な曲となり、「テンポ」が暗く、重厚な音楽となります。

(2)音楽には音の高低のほかに強弱があります。どこが強くて(強拍)、どこが弱いか(弱拍)。

だいたい今ある音楽のほとんどはこの(1)、(2)が一定パターンで繰り返し流れていることが多いです。

 

いわゆるこれがリズムというもの。

人間には自然とリズムを感じる特性があり、同じ音が一定の間隔で繰り返すと、いつのまにか拍子を感じ取ってしまいます。この結果、だいたいの規則性をつかみ、よく言う3拍子とか4拍子とかのリズムを認知するのです。

 

一方で、

一定のリズムといっても、たまに早くなったり、遅くなったりしているような気がする、、、
強弱といっても、なんだかほんとに強いなと感じるときもあれば、少し弱いなと思うときもある、、、
というか、社交ダンス習ったときにクイックとスローカウントがあると聞いたし、なんか決まりがはっきりしてるような気がしない、、、

 

はい、まさにこのような感性こそがリズム感というものになります。

 

安定したリズム感覚は心地よさを生むのですが、まったく同じものが繰り返されると飽きてきてしまうんです、なので展開によって音を細かく刻んだり、あえてパターンを外すなどして、「意外性」をつくります。「芸術的逸脱」という言葉もあったりします。
このようにして、音楽はリズムのおもしろさを表現しているのです(深く知りたい方は「グルーブ感」も調べてみてください)。

 

そして、ダンスにまず必要なものはこのリズム感なのです。

 

音感は幼少期の教育が大切といわれていますが、リズム感はどうでしょうか。

若いときになじんでいることによいのは言うまでもありませんが、これは大人から勉強しても身につく能力です。それも、ダンスを踊る上での基本的な内容は1、2カ月もあれば十分。

 

では、続いてリズム感のトレーニングについて紹介します。

 

【トレーニングその1】音の速さを感じよう

音楽をされてない方でもメトロノームという機器があるのは知っているかと思います。

チクタク揺れているあれです。
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音楽の速さを教えてくれる機器ですが、実際に使ったことあるでしょうか。

 

音楽にはBPM(beats per munite)やMPM(measures per munite)という単語があります。一分間に何拍または何小節あるかを示したものです。

社交ダンスでは、踊るのに最適なテンポを示すのにBPM(bars per munite)が決められています。

??少し混在しますが、barとは小節のことで、ここでいうBPMは一分間の小節数のことです。

ワルツ 28-30 BPM
タンゴ 31-33 BPM
スローフォックストロット 28-30 BPM
クイックステップ 50-52 BPM
べニーズワルツ 58-60 BPM
ルンバ 25-27 BPM
チャチャチャ 30-32 BPM
サンバ 50-52 BPM
パソドブレ 60-62 BPM
ジャイブ 42-44 BPM

 

たとえばワルツでしたら3拍子の音楽になりますので、一分間に84~90拍の速さで音楽が進行しているということです。

 

リズム感についてトレーニングは、まずこのテンポを体になじませることから始めます。

拍を数えたり、足踏みしてみたり、机を軽く叩いてみたり、聴くことと併せて他の行動もするとよいと思います。

 

実際、頭で理解してても、それぞれの音楽でスピード感を感じられるまでには、少し辛抱がいります。

ダンス初めてリズム感がなかなか身に付かない方は、このスピード感が馴染んでない方が多いような気がします。

 

今ではメトロノームのアプリとかもありますので、ぜひ活用してみてくださいね。

 

【トレーニングその2】音の強弱を感じよう

次に行うトレーニングは、音の強弱です。

社交ダンスを初めてまもなくの方で、習っている先生に、カウントがとれないとひたすらダメだしされることありませんか。

カウントとは4拍子の音楽を1,2,3,4と音を数えることですが、ここで重要なことはどこの音がカウントの1になるかということです。

単純に小節の中で強い音が1の音になるのですが、もう少し細かく分析すれば、

2拍子の曲であれば、強、弱、強、弱・・・
3拍子の曲であれば、強、弱、弱・・・
4拍子の曲であれば、強、弱、中強、弱・・・

だいたいの曲はこのような感じで音の強さにパターンがあるのです。

社交ダンスはだいたい上3つのパターンの曲が多く、この強い音がカウント1の音になります。

数字で数えて覚えることも重要ですが、まず強、中、弱で音楽を聴きわけてみるトレーニングをするとテンポというものがよくわかるようになります。

 

よく外国人のコーチャーは、ズンタッタとかヤータッタ、ラッタッタなど擬音語でこのようなリズムを伝えたりするそうですが、数字とはあくまで後付けで理解しやすくしたものですので、原点に立ち返って、このように表現しながら音楽を聴きながら口で合わせてみると少し馴染むのが早いかもしれませんよ。

【トレーニングその3】裏拍を刻んでみる

1.2の応用になりますが、リズムの中には裏拍というものがあります。

普通にメトロノームを鳴らした場合、鳴っている音の裏=音と音の間にくる部分の事です。
言い方を変えますと、表の音はon timeのビート音(オンビート)になるのですが、普通on timeのあとで休んでいるはずの時間のリズムが裏拍になります(オフビート)。

擬音語で紹介すると、タン、タン、タン、タンというリズムがありましたら、ンータ、ン―タ、ンータ、ンータと口ずさめば自然に裏拍がとれるかと思います。

 

社交ダンスでは、原則としてこの裏のリズムに乗っかってはいけないと、まずは覚えてください。

一方で、演奏者は好んであえて裏拍で表現しようとしたりします。前述しました「意外性」というやつですね。

 

社交ダンスをされる方でも、裏拍をとるトレーニングはリズム感を養う上で、とてもよいトレーニングになります。さまざまなリズムの取り方を学ぶことにより、曲に対する表現の応用力が学べるんですね。

まず、手拍子でこの表拍と裏拍を曲に合わせて手拍子で感じてみることをお勧めします。

やり方がわからない方は、メトロノ―ムが真ん中に来たときに手をたたく感じと思ってください。

ちなみに、他のヒップホップやジャズダンスでは、裏拍で踊るということがとても大切です。
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”私としては裏拍と言えばJAZZ音楽のイメージ”

日本人はリズム感が弱いのではということが言われますが、日頃から音楽のリズムを感じる習慣がないことが原因となっていることが多いそうです。

日常の中でリズムを身体で刻むということをしている人は周りにもほとんどいないですもんね。

 

裏拍まできちんと理解できてくると、音楽のリズムについての理解がかなり深まり、普段聴いている音楽でも楽に身体で音楽を刻めるようになってきます。ダンス踊る上でも理解が速くなるだけでなく、音楽の楽しみ方も深まって一石二鳥です。

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